
いちごで、家族の笑顔を咲かせるために
いちごカゾクは、まだ完成した農園ではありません。
初収穫を迎える前の今も、試行錯誤の連続で、正直、不安がゼロと言えば嘘になります。それでも、この道を選んでよかったと心から思える理由があります。
直売所づくりと、覚悟
直売所は、最初から完成形を思い描いていたわけではありません。自分の手で少しずつ形にしながら、
「本当にここでやっていくんだ」という覚悟を一つずつ積み上げてきました。
DIYで直売所をつくる時間は、ワクワクする気持ちと同時に、逃げ場のない現実と向き合う時間でもありました。
まだ完璧ではありません。でも、少しずつ出来上がっていくこの場所を見るたびに、農家として、家族を支える父親として、自分の背筋が伸びていくのを感じています。
完成していないからこそ、この直売所には、これからの時間と想いが入り込む余白があると思っています。
人に支えられて、今がある
いちご農家になると決めてから、本当にたくさんの人に出会いました。ありがたいことに、出会った人たちは皆、あたたかく、惜しみなくアドバイスや経験を分けてくれました。
「大変やけど、ええ仕事やな」「楽しみにしてるで」そんな何気ない一言が、不安な夜や、うまくいかない日の心を何度も支えてくれました。
応援されること、感謝されること。それが、農園を始めて一番「やってよかった」と感じる瞬間です。
自分ひとりの力では、ここまで来ることはできませんでした。だからこそ、いちごが実ったときには、まずはお世話になった人たちに届けたい。
その喜ぶ顔を見ることが、今の自分の一番の目標です。
これからの想い
これからも、人と人とのつながりを何より大切にしていきたいと思っています。
農業を始めて感じたのは、この世界には、本当に親切で、あたたかい人が多いということでした。もし、これから農業に挑戦したい人が「話を聞かせてほしい」と訪ねてきてくれたなら、自分がしてもらったように、今度は自分が、全力で応えたい。
実際に、新規就農者の方と話をし、小さなアドバイスを送ることもあります。
それが、巡り巡ってこの地域や農業の未来につながっていくなら、これほど嬉しいことはありません。
結びに
「いちごで咲く家族の笑顔、それが華族の証」
この言葉は、自分自身への約束でもあります。家族に、応援してくれる人たちに、そして、これから出会うお客様に胸を張って届けられるいちごをこの手で育てていきたい。
いちごカゾクはまだ成長途中の農園です。だからこそ、ここで生まれる一粒一粒にこれからの物語が詰まっていきます。
その物語の途中にふらっと立ち寄っていただけたら,これ以上の喜びはありません。
この想いが形になった場所が、いちごカゾクの直売所と朝採りいちごです。
